交換留学に行く学生が激減

交換留学に行く学生が激減

昨日の英語学科教授会で知った衝撃的な事実は、この秋に交換留学に行く英語学科の学生が40数名しかおらず、しかもその3分の1位が、1年ではなく、半年だけの留学だ、ということだ。つい数年前、僕が学科長をやっていた時には、100名ほどが秋から留学して、その殆どが1年間の留学だった。理由は恐らく多くの学生が就職活動への影響を考えて留学をためらったからだろう。今の学生たちは何でもみんなと同じでないと安心出来ない人が多い。だから、就職活動も、皆と同じく、春先からゆっくり始めたいらしい。しかし、僕の考えでは、留学先から5月末や6月に帰国して、普通とは別枠で就職活動をした方が絶対に得だ。何千人もの中の1人としてエントリー・シートを出すよりも、極少数の中の1人、或いはたった1人の志願者として面接を受けた方が有利なのは明らかではないか。それに帰国直後はみなテンションが高くて明らかに魅力が増している。絶対に売り時なのだ。この傾向を何とか変えたいが、中々難しいだろう。親や世間も絡んでいるからだ。グローバル人材なんて、そんなに簡単には育ちませんよ。

東郷 公德 東郷公德(とうごう たかのり) 2016年5月から同窓会会長を務めています。 1992年から英語学科の教員をやっています。 いつの間にか、外国語学部でもいちばん長く教員をやっている方になりました。 今も昔も純ジャパです。 シェイクスピア劇を英語で上演するSophia Shakespeare Company、 上智大学管弦楽団、シニア学生の集まりである昭和の会、フィギュアスケート部 の顧問を務めていて、部活に明け暮れる大学教員です。 (1987年卒)